自分の学んだことの整理をするために、PostgreSQLをインストールの流れをまとめます‼️
PostgreSQLとは?
PostgreSQLとは、フリーなオープンソースデータベース管理システムのことです。つまり、無料で、誰でもソースコードを見ることができる、データベース管理システムということです。 データベースとは、Excelなどと比較にならないほど、膨大なデータを保存しておける場所のことです。 ここで、データベース管理システムの役割を2つ紹介しましょう。
データベースを守ること Excelなどを使っていると、停電やPCがいきなりフリーズしたり不意の事態に見舞われて、「これまでのデータが保存されてなかったー😭やり直しだー😰」なんて言うことありませんか? データベース管理システムはそのようなことが起こっても、安全確実にデータを保存します。もし壊れてしまったとしても復元が可能です。また、一連の作業を一つの単位(トランザクションと言います)とすることで、不意に行なっている作業が中断されることがあっても、その1単位をやり直すだけで良いので手動で中断前の状態にするよりも手間がかかりません😃
複数からのアクセス、作業が可能 例えば、オンラインゲームなどは1人がプレイしたら、他の人はプレイできないなんてことはあってはなりませんよね。データベース管理システムは、そのように複数からの作業を可能にするのです。
ここまで、説明して、データベース管理システムのことがなんとなく分かったかもしれませんが(私もなんとなくの理解なのですが)、「PostgreSQLは他のそれらとどう違うの?」と思ったかもしれません。
PostgreSQLが他のシステムと比較して優れているのは、日本語対応している、並列実行性能の高さ、独自言語をあまり使用していないなどの点があげられるようです。
それでは、基本的な知識を押さえたところで、早速インストールをしていきましょう。
参考までに、自分が使っているのは、Debian(さくらVPSに導入)、MacbookProです。
DebianにPostgreSQL11をダウンロードしましょう。
早速、Debian側にダウンロードしていきましょう。
まずは、/etc/apt/sources.list.d/postgresql.li
というリポジトリを作り、パスを記載します。#
はroot権限で実行のマーク!!
# echo "deb http://apt.postgresql.org/pub/repos/apt/ stretch-pgdg main" | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/postgresql.li
補足
最初、私は以下のコマンドでリポジトリを作成、パスの記載を行なっていました。しかし、この後に記述する、PostgreSQLのインストール(apt install
のところ)で、エラーが出ました。
# echo deb http://apt.postgresql.org/pub/repos/apt/ jessie-pgdg main > /etc/apt/sources.list.d/pgdg.list
2つを見比べてみると、エラーを出した方ではjessie-pgdg
となっております。jessie
はDebianのVersion8.0のコードネームのようで、私はDebian version9.0(strech)を使用しているため、ここがエラーを出している原因だったのではないかと考えています。
クライアント証明書をインストールしましょう。
以下のコマンドでクライアント証明書がインストールできます。SSLについたサイトへアクセスするのに必要です。weget
は、URLを指定してファイルをダウンロードするコマンドです。
# apt install wget ca-certificates
そして、以下のコマンドでPostgreSQLの公開鍵を自分のMacに登録します。
# wget --quiet -O - https://www.postgresql.org/media/keys/ACCC4CF8.asc | apt-key add -
このコマンドの意味としては
wget
:次のhttpから始まるアドレスからファイルをダウンロードします。--quiet
:処理結果は表示させません。-O
:複数のテキストデータを一つに連結して、標準出力に対して出力します。|
:パイプapt-kee
:信頼するキーのリストに新しいキーを追加します。
PostgreSQLをインストールしてみましょう。
以下のコマンドでインストールします。
# apt-get update # apt-get upgrade # apt-get install postgresql-11
ここで、前述したようなエラーが出るかもしれませんが、その時は、作成したリポジトリを見直しましょう。
インストールが終ったら
psql
コマンドを実行して
postgres=#
と表示されれば完了。
psqlとは?
psqlコマンドは、PostgreSQLのプログラムで、対話式にPostgreSQLを実行できるのだそう。
とりあえず、インストールまでの流れをまとめてみました。次は、ユーザーの設定から外部接続までをまとめてみます💪
参考サイト
Debian 8.7(Jessie)にPostgreSQL 9.6をインストールし、外部接続を許可する
【 wget 】コマンド――URLを指定してファイルをダウンロードする